- こうそう
- I
こうそう【倥偬】いそがしいこと。II
「兵馬~」
こうそう【公葬】官庁や公共団体が施主となって, 公費で行う葬儀。IIIこうそう【厚葬】手厚く埋葬すること。→ 薄葬IVこうそう【口奏】口頭で奏上すること。Vこうそう【咬創】かまれたきず。 かみきず。 咬傷。VIこうそう【好走】野球などで, よく走ること。VIIこうそう【広壮・宏壮】建物などの, 広く立派なさま。「~な邸宅」
﹛派生﹜~さ(名)VIIIこうそう【後奏】独奏・独唱などのあと, 引き続いて演奏される伴奏。⇔ 前奏IXこうそう【後装】銃の遊底, あるいは砲身の後部より弾薬を装填すること。 もとごめ。⇔ 前装Xこうそう【後送】(1)後方へ送ること。 特に戦場で, 前線から送り返すこと。「捕虜将校二三名を護衛して~する/肉弾(忠温)」
(2)あとから送ること。XIこうそう【抗争】(1)抵抗して争うこと。 張り合って争うこと。「派閥~」「暴力団が~する」
(2)〔心〕「葛藤(カツトウ){(2)}」に同じ。XIIこうそう【校葬】学校が主催して営む葬儀。 学校葬。XIIIこうそう【構想】(1)これからしようとする事柄について考えを組み立てること。 また, 組み立てた考えの内容。「~を練る」「雄大な~」「新しい交通体系を~する」
(2)特に芸術作品を作る際に, その主題・内容・構成など全体にわたって組み立てられた考えの内容。XIVこうそう【皇宗】天皇の先祖。 第二代綏靖(スイゼイ)天皇から前代までの歴代の天皇をさす。XV「皇祖~」
こうそう【紅藻】「紅藻植物(コウソウシヨクブツ)」に同じ。XVIこうそう【航走】船で水上を進むこと。 航行。XVII「艦隊は…北方に~した/此一戦(広徳)」
こうそう【航送】船・飛行機などで物品を輸送すること。→ 空輸XVIIIこうそう【荒草】あれて乱れた草。 生いしげった雑草。XIX「~萋々(セイセイ)たり/日乗(荷風)」
こうそう【行装】旅行の際の服装。 旅のよそおい。 旅装。 ぎょうそう。XXこうそう【訌争】うちわもめ。 内訌。 内紛。XXIこうそう【鉱層】海水や湖水などにとけていた鉱物が沈殿・堆積して層状をなした鉱床。 成層鉱床。XXIIこうそう【鏗鏘】玉・鐘・琴などの鳴り響くさま。XXIII「~として琴を弾じ/花柳春話(純一郎)」
こうそう【降霜】霜がおりること。 また, その霜。XXIVこうそう【香草】よいにおいのする草。XXVこうそう【高僧】(1)修行を積み, 仏教の奥義に通じた徳の高い僧。(2)官の高い僧。XXVIこうそう【高宗】中国の皇帝, 朝鮮の王の廟号(ビヨウゴウ)。 唐の第三代, 南宋の初代, 清の乾隆帝(ケンリユウテイ), 高麗の第二三代, 李朝の第二六代など。XXVIIこうそう【高層】(1)空の高い所。(2)層が幾重にも重なって高くなっていること。XXVIII「~建築」
こうそう【高燥】土地が高くて, 湿気の少ないさま。⇔ 低湿「~なりと雖も…雪多く/緑簑談(南翠)」XXIXこうそう【高爽】(1)高潔で, 気がさわやかな・こと(さま)。「~の気を帯び/義血侠血(鏡花)」
(2)土地が高く, 眺めがひらけてさわやかな・こと(さま)。XXXこうそう【鴻爪】あとかたの残らないこと。→ 雪泥の鴻爪XXXIこうそう【黄巣】(?-884) 黄巣の乱の指導者。 もと山東の塩密売人。 880年長安を占領して皇帝になったが, 唐軍に大敗し自殺。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.